彦根市内の多くの個別指導塾、集団塾の授業は１コマ当たり５０～８０分の授業になっています。おおまかな統計ですが、１人が週に通う回数は１科目につき１回です。２科目だと週に２日通うことになります。

　偏差値の高い高校を目指す生徒は日頃から、通塾回数が多いでしょう。きた定期テスト前には通塾回数を増やす方もおられますが大体１科目につき、週１回通われていると思います。

　下の表は中学生の１週間当たりの各科目の授業回数です。

　単純に計算しても、学校で１５０分以上授業があるので、週１回１コマ５０分では足りないですね。１コマ８０分でも足りません。英語は各学年共に週４回（２００分）、数学は１年と３年が週４回（２００分）、理科も２年と３年は週４回（２００分）と難しい科目の時間が多いので、週１回の通塾では学校と同じ学習量を確保するのは難しく、週に１科目につき２～３回通う必要があります。

本日は以上です。

個別進学塾レッツリトライ

指導対象小学校：旭森小学校、佐和山小学校、城東小学校

指導対象中学校：彦根市立東中学校、彦根市立彦根中学校、彦根市立南中学校等、彦根市内の中学校

指導対象高等学校：翔西館高校、彦根東高校、米原高校、河瀬高校等、滋賀県内の県立高校、私立高校

　多くの個別指導塾は先生と生徒が１対２あるいは１対３で教えています。

　これは先生１人が同時に、生徒２人または３人に教えるのではありません。１コマ５０分で１対２の場合、まず前半の２５分は生徒Aに解き方を直接話しかけて教え、生徒Bは塾のテキストで演習をします。その後、後半の２５分は生徒Bに先生が教え生徒Aは演習を行います。ですから実質指導する時間は５０分の内半分なのですね。１対３だと直接教える時間はさらに短くなります。これでは学校の授業と同じ時間を確保するのは難しくなります。だからといって１対１にする、または通塾回数を増やすと授業料が跳ね上がるので、中々増やすのは難しいでしょう。

　上記の個別指導でスムーズに学力を上げるには、事前にわからない所をピックアップして（できればノートにまとめて）先生に教えてもらうのが一番です。

　個別指導での授業の進め方は、塾によって様々ですので生徒のわからない所をすぐに臨機応変に教えてもらえるかどうか、入塾前に聞いてみましょう。

　もし学校の授業と同じくらいの時間を塾で行いたい場合は、1対1の個別指導でじっくり教えてもらうのがいいでしょう。授業料は上がりますが、1対２で成績が上がらなければお金と時間の無駄なので思い切って1対1にするのも一つの方法です。

　集団授業ではどうでしょうか。

　集団授業は数学は月・木、英語は水・金というように、科目が曜日によって決まっています。たいてい１コマ４０～５０分で週に２回あるので、授業時間は８０～１００分くらいになります。

　集団授業は、授業中は演習はあまり行わず学校の授業と同じ感覚で進みます。また基本的に学校の予習で進み、学校での授業時間１５０～２００分の内容を８０～１００分で教えます。予習の場合、初めて習う単元を短時間で早く学習することになります。

　この場合、授業についていける生徒は学力がどんどん高まりますが、遅れてしまうと中々ついていけず苦労します。酷い場合は、授業の内容がわからないままその日の授業が終わってしまう場合も。わからない所があっても、授業中に質問ができない場合も多いです。集団授業の先生は、決められた時間内に授業を終えなければいけません。授業中に質問されると時間が取られるので、質問は授業の後になる場合が多いです。

　また、授業の後に質問しようとしても他の生徒が質問したりして時間を取られ、結局質問できない場合もあります。

　学校の授業より短い時間で多い内容を教えるので、理解の早い生徒にはお勧めの授業形態になりますね。

　もし、お子様が集団授業で成績が上がらない場合は、1対1で教えてもらえる個別指導に移動するのをお勧めします。

本日は以上です。

個別進学塾レッツリトライ

指導対象小学校：旭森小学校、佐和山小学校、城東小学校

指導対象中学校：彦根市立東中学校、彦根市立彦根中学校、彦根市立南中学校等、彦根市内の中学校

指導対象高等学校：翔西館高校、彦根東高校、米原高校、河瀬高校等、滋賀県内の県立高校、私立高校