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3月6日 1週間に必要な勉強時間(中学生1年生)

中学生は1週間にどれくらい勉強しているのか?

 様々なサイトを参考にしたところ、中学生の1日の学習時間の平均は90~120分です。1週間だと、630~840分(10時間30分~14時間)になります。理想的には1日に120~180分の勉強が望まれており、1週間に換算すると840~1260分(14時間~21時間)になります。

 学校が終わり、部活をすると帰宅時間は大体6時頃になり、夕食を食べたりお風呂に入る時間等を考慮すると大体1日に3~4時間くらい自由な時間があるでしょう。部活のない曜日だと4時には帰宅できるので最大5時間くらい、土日だと1日中勉強時間に充てられます。

  平日でも3時間は自由時間があるので、1週間で上記の理想時間(1週間に21時間)は簡単にできそうと思いますが、中学生ですから友達と遊んだり、ゲーム等趣味にも時間を使いたいでしょう。ですから1週間で平均すると実際勉強する時間は1日90~120分というのが実情です。

中学1年生の1週間の必要な勉強時間

 上の表は中学1年生の1週間当たりの各科目の必要な勉強時間を、私の経験上出したものです。こちらの時間は学校の授業の復習のための時間と、学校の宿題・プリント等を行うのに実際必要な時間です。各科目ごとに説明します。

英語の1週間の勉強時間

 1年生でいきなり1週間に4時間必要と言われると、多くの保護者様からは多いのではと思われます。これには理由があり、2020年度の生徒は英単語やI am~.,You are~.,He is~.等簡単な内容でしたが、2021年度からは1学期で学ぶ内容にbe動詞だけではなく、I play~.,I want to~.等の一般動詞、不定詞も入ることになりました。2020年度までは中学1年の2学期や、2年生で習っていた単元が中学1年の1学期から学ぶ事になったのです。しかも英単語の数も中学3年間で習う数が1200から1800と激増しています。

 文法と単語の量がとても多くなったので、1学期の中間・期末テストも2020年度までは平均点が80点くらいだったのが、2021年度から60~70点くらいと大幅に下がっています。

 学校で習った英文法をしっかり身につけ、ワーク等で復習をする。また英単語も何回もノートや計算用紙等に書いて覚える等で考えると、1週間に4時間くらいしないと身につかないのが実情です。

 また2学期以降も覚える英文法は増えていくので、しっかり復習をして身につけないと高得点を維持するのは困難です。他の科目だと、単元によっては得意な箇所もあるので、2学期は点数が下がったけど3学期で挽回できますが、英語に限っては文字通り積み重ねの学習がものを言う科目ですので、1度つまずくと後から挽回するのはとても大変です。

 1学期の定期テストの点数が悪かった場合は、夏休みにしっかり復習しましょう。幸い、夏休みに学校から出される課題は復習の内容ばかりですのできちんと勉強して夏休み明けの実力テストで高得点を取りましょう。

数学の1週間の勉強時間

 中学1年生の数学は計算を中心とした授業になります。しかも内容は小学5~6年で習った内容とよく似ているので、簡単に思われます。

 しかし定期テストを実際行うと平均点は60~70点代になり、英語同様小学校の時は90点以上だったのにかなり下がってしまいます。これは教える内容に文字(x,y)を使用して、複雑に考える内容に変わったこと、テストの範囲が広くなったことが理由として上げられます。また問題の数も多く50分で解くのに時間が足らない場合もあるので、普段からしっかり復習しないと解答欄を埋められない事態も。

 1学期は正負の計算と文字式が主になります。-5-3=-8のような負の計算や、3x=6のような文字式、また速度や割合を求める内容になります。4,5月は1週間に2時間くらいで復習と宿題を行っても大丈夫でしょう。6,7月は文字式や速度等の授業になり、この段階から数学が苦手になる生徒が多くなり期末テストの平均点が中間テストより大きく下がります。ですから6,7月は最低でも3時間くらいは自宅で勉強する必要があります。

 実際、速度や割合の計算は理解するまでは一門解くのに結構時間を使います。周りから見るとじれったく思いますが、最初の数問を時間をかけてきちんと理解すると、後の問題を解く時間が短くなっていきます。公式や解き方を理解して演習問題を解くのに生徒によってバラツキはありますが、30分~1時間くらいは必要でしょう。1度覚えて演習が解けると後はスムーズに進む生徒を今まで見てきましたので、自宅でお子様が数学を勉強していて、教科書やノートをじーっと見ていて手が動いていなくても、あまりちょっかいは出さない方がいいかもしれませんね。

 2学期は多くの生徒が苦戦する方程式と関数(グラフ)、図形の授業になります。

 方程式は1次方程式で小学校でも習っています。x+5=8のような計算式は問題ないでしょうが、文章問題が理解できない生徒を多く見ます。どのように式を作るのか、何を求めているのかわからないという声が多く2学期の数学の中間テストで文章問題は壊滅になる場合もあります。こちらの対処方法は学校のワークを何回もすることです。ワークにも方程式の文章問題がありますが、類似した内容でテストに出ます。ようはワークの解答に載っている解き方をそのまま真似すればいいのですね。もちろん数字は変わりますから丸暗記ではいけません。解答を見ながらでいいので、この文章問題のこの文字の部分はどのように式にするのか、覚えましょう。

 またグラフは中学1年では簡単なのですが、以外とグラフを描くのに時間がかかる生徒が多いです。こちらも何回もグラフを描いて、テストでもスムーズに描けるようにしましょう。

 図形はコンパスを使用した作図、円の周や面積の求め方、平面図形、立体図形になります。作図は簡単ですが、円の問題はみなさん苦戦されます。小学校では3.14で求めていたのがπに置き換わります。計算自体は楽になったのですが、文字に置き換えた途端解けなくなる生徒がいます。こちらは何回も解いて覚えていくのが一番近道ですね。最初は戸惑っていても、「3.14をπにするんだ」と自分に言い聞かせていくと自然と覚えます。

 平面図形、立体図形は解き方を勘違いする場合があるので、こちらもワーク等の問題をしっかりやりましょう。

 2学期の数学は内容が多く理解するのに時間がかかります。表には1週間に4時間と書きましたが、復習の時間と宿題の時間を考えると4時間でも足らないと思います。テスト前は部活がないので、できるだけ時間を割いて下さい。

理科の1週間の勉強時間

 1学期は生物の単元がほとんどになります。暗記する単元が多いので、しっかり教科書やワークを見て覚えましょう。

 顕微鏡やルーペの部品名、使い方等細かくたくさんの単語を覚えないといけません。また植物と動物の単元も暗記が重要なので、単語を書き写したりして覚えましょう。

 大体1週間に2時間くらい暗記のために時間を使いましょう。

 2学期は科学と物理になります。一気に難しくなるので1週間に最低でも3時間くらいは勉強して欲しいです。復習と宿題で時間が足らない場合も多いです。

 科学では物質と気体の種類や性質、物理では光、音、力について学びます。特に科学が器具の使い方や各気体の性質、また水溶液の性質や計算等、覚えることがとても多くなります。この時点で理科が嫌いになる生徒が多いです。

 一つ一つ覚えていけば理解できる内容ですので、この時期はじっくり時間をかけて覚えましょう。特に質量パーセント濃度の計算や気体の性質は、時間をかけないと理解が難しいと思います。テスト前に慌てても中々身につかないので普段から勉強しましょう。

社会、国語の1週間の勉強時間

 社会は暗記科目ですので、教科書をよく見てワークも何回も解きましょう。気をつけるのは記述問題です。こちらは教科書の太文字の部分の前後の文章が解答になる場合が多いです。太文字の説明をしている文章をよく覚えましょう。またワークの解答を見て記述問題の解答の書き方も覚えると、記述問題も怖くありません。

 国語はまず漢字を覚えましょう。その次にワークを何回もして解き方を覚えましょう。記述問題が苦手な生徒は、社会同様ワークの記述問題の解答を見て、「このように書けばいいんだな」と解答の書き方を覚えてしまいましょう。

 社会と国語は1週間に1時間くらい勉強すればいいでしょう。暗記が苦手な生徒は多めに時間をかけて下さい。

本日は以上です。

 

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