明日はいよいよ彦根市立東中学校の３年生を対象とした実力テストです！

　このテストの点数と今までの内申点を基に、１週間後の学校での三者面談で高校進路が大体決まります。

　大体と言うのは実力テストはまだ１１月と来年１月にも行われ、三者面談も１１月の実力テストの後、もう一度行われるからです。ですからこの実力テストで高校進路が決定するわけではありません。

　しかし、例年この２回目の点数を基に先生から勧められた高校に多くの生徒が進学しています。中学生活２年と半年の成績の結果で、中学校の先生方は「この成績ならこの高校だな」と今までの経験から各生徒の進路先がわかっているのです。

　ということは明日、明後日の実力テストで全力をかけて問題を解いて、一点でも多く点数を取らないと志望高校に三者面談で「あなたにはこの高校に合格するのは難しいよ」と言われてしまいます。その時点で初めて「自分の成績ヤバイんじゃない？」と気づく生徒もいるのですが、すでに手遅れと言わざるを得ません。

　上記で今から頑張って学力を上げたい生徒は、かなりというか本当に気合いを入れて勉強しないといけません。

　まず中学１，２年生の内容を総復習しないといけません。英語の文法、理科(生物、地学、物理、化学)、社会(地理、歴史)、国語、数学と勉強する量は膨大です。特に理科と数学が入試では難しく感じています。理科は覚える単元が多くてまた計算問題もややこしいのが多いです。数学も方程式、関数(グラフ)、証明等中間・期末テストでも苦戦した内容をもう一度理解しないといけません。

　そしてこれから習う英語の関係代名詞、数学の２次関数、相似、三平方の定理、理科の物理(力、エネルギー)は中学の勉強でも１番難しいと言われています。私も数学の相似は苦手です。

　さらに上記のこれから習う単元は特色選抜、一般入試の問題によく出題されます。つまり学校の授業と並行して過去の単元の勉強もするわけです。三者面談で提示された高校より上の高校を目指すなら文字通り全力で勉強しましょう。

　実力テストの点数が志望校の合格レベルにわずかに達していない場合は、間違えた所だけ勉強しましょう。数学だと連立方程式の文章問題、１次関数の利用、証明などが多くの生徒が解けません。逆にここを解けるようになれば３回目の実力テストで点数を上げることも可能です。各科目とも間違えた問題を解けるようにしましょう。

　今の時代はYouTubeで中学の問題の解き方を解説している動画が多いのでそちらを見るのも一つの手ですね。

　中間テストが終了次第、３年生は実力テスト対策を行っています。

　授業は各生徒の要望に応じて作成しています。総まとめの問題を解く生徒、わからない単元だけ集中して勉強する生徒、２年生の範囲に取り組む生徒と、生徒自ら考えた勉強内容を指導しています。

　また去年の過去問も渡して行っています。こちらの方で解けない問題を教える方が効率が良い気がします。

　明日のテストは一点でも点数を高く取れるよう祈り、明後日のテストに向けて明日もしっかり教えます。