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11月5日 滋賀県立彦根翔西館高校の一般選抜(一般入試)に合格するために必要な学力は?2022年11月

翔西館高校に一般選抜(一般入試)で合格する学力は?

 中学3年生は夏休み明けに行われる実力テスト(5教科)で計250点以上、そして内申点(通信票の5段階評価)が9科目で計27点以上必要です。

 また中学1,2年生で翔西館高校に進学したい生徒は中間・期末テストは5教科で計350点以上、内申点は9科目で27点以上必要です。

商業系で人気の高い滋賀県立彦根翔西館高校

 当塾から歩いて2分の場所に滋賀県立彦根翔西館高等学校があります。滋賀県の中で人気がとても高い商業系の高校で近年は最終倍率が1.0倍を超えています。

 定員は320名で、そのうち一般選抜(一般入試)で6割にあたる約190名前後が入学できます。残り4割は推薦選抜で入学、また若干名がスポーツ推薦で入学します。

 部活動がとても盛んでスポーツ系・文化系問わず全国大会等に出場して、華々しい活躍を残しています。校門前に陸上部や簿記の大会出場などの看板がよく掲載されていますね。

 また学校教育も生徒の進路希望に応じて、自分の学びたい教科・科目を選択することができます。

 進路も多岐にわたり、毎年国公立大学7名前後、私立大学に180名前後、短大40名前後、専門学校100名前後、就職は60名前後になっています(翔西館高校のHPより抜粋)。就職先は県内の名のある企業や銀行等と幅広い職業に就けます。

一般的な数字から見る翔西館高校に合格する学力

 まず翔西館高校の偏差値は48か49と言われています。これはある意味「普通の高校」レベルで成績の真ん中に相当します。

 これを中学校での成績に当てはめると内申点(5段階評価)ではオール3に相当します。つまり学期末に学校から渡される通信票で9科目でオール3(9科目で合計27点)以上あれば良いわけです。

 また学力も「普通」ということは中間・期末テストで平均点を取れれば合格する学力に達しているとも言えます。

であれば良いのですが・・・

 上記の通りなら「普通の学力」で翔西館高校に進学できそうですが、意外と難しいです。

 滋賀県の高校で人気が高い層は「膳所高校」「彦根東高校」「石山高校」等の進学校と、「翔西館高校」等の商業系高校です。で、中学校での成績層は中間層が1番多いので学力が真ん中に当たる翔西館高校などに進学を希望する生徒が毎年とても多くいます。

 しかし各高校には定員があるので、全員合格は当たり前ですができません。かといって生徒の希望通りの高校に受験させると不合格者が多くでてしまい、高校進学が危うくなってしまいます。そこで中学校の先生が「この学力ならあなたはこの高校がお勧めです」と中学3年2学期に行われる三者面談で、生徒が満遍なく高校に進学できるよう「振り分け」るのですね。

 中学校の先生方は生徒の中学校での成績から、生徒が高校進学後も勉強についていけるか判断して進路先を話されると思います。一応、三者面談後に自分の学力が希望の高校に届かないとわかってからがむしゃらに頑張って学力を上げて、希望の高校に進学する生徒もいますが中学校で普段勉強しない癖がついた生徒は進学校でもさぼって学力が伸び悩むので、先生の示される高校に進学するのが無難です。ただ少しだけ学力が足りないのなら頑張って志望校を目指しましょう。

ですから翔西館高校を一般選抜で目指す場合は平均より上の成績が必要です

 先程中学校の先生方は全員が高校に進学できるよう、三者面談で振り分けると書きました。では三者面談で「翔西館高校に行きたいです」と話して「君の成績なら大丈夫、今の学力を維持して受験勉強を頑張りましょう」と言われるには翔西館を目指す多くの中間層の生徒の成績より上の学力があれば問題ないわけです。つまり平均より上の学力を身に付ける必要があります。

高い成績で翔西館に進学する生徒もいます

 塾長が中学生の頃はその生徒の学力に応じて「この生徒は東校」「こちらの生徒は西校」などと成績ごとに進路がほぼ決まっていました。現在は生徒の自主性が重んじられ、またご家庭の都合等もあり必ずしも高学力だからといって進学校に進むわけではありません。膳所高校や彦根東高校に合格できる学力があっても本人の希望で翔西館高校等の商業系に進む生徒もいますし、また近いという理由でその高校に進学する生徒もいます。

 実際近所のお子様も彦根東高校に進める学力があったものの、本人の希望で翔西館に入学しました。本人からすると行きたい高校に行くのは当たり前という感覚なのでしょう。大人の私達からすると「せっかく彦根東高校に進めるのに勿体ない」と思ってしまいますが、そのような考えが子どもたちの自主性の芽を摘み取ってしまうのかもしれませんね。

 前置きが長くなりましたが、要は翔西館高校には合格レベルよりも高い学力の生徒も入学しているのです。上記にも書きましたが成績は中間層の生徒が一番多く、その生徒達が翔西館高校等の商業系を目指し、さらに上位の学力の人たちも何名か受験します。

具体的な翔西館高校に進む生徒の成績・・・定期テスト

 それでは翔西館高校に進む生徒の成績を説明します。

 まず定期テスト(中間・期末テスト)ですが、中学1~3年生で5教科は各科目ともに平均より10~20点上をとるか、または70点以上が必要です。5教科で計350点は欲しいです。

 中間・期末テストはテスト範囲が狭く(1ヶ月~2ヶ月の学習範囲)、科目によって得意不得意な単元がありますが毎日復習をすれば平均より上は目指せるはずです。普段さぼっていてテスト前に慌てて勉強しても平均より上または70点以上の点数を取るのは難しいです。

 普段からワークで復習やわからない所は学校の先生に聞く等、勉強を日々行えば中間・期末テストで平均より上は十分得点を取れます。

具体的な翔西館高校に進む生徒の成績・・・内申点は9科目で27点以上

 学期末に渡される通信票には9科目ごとに1~5の数字がついています。いわゆる「通信簿の点数」ですね。こちらの点数は「内申点」と呼ばれ、一般入試はもちろん推薦選抜、特色選抜でも考慮される数字になります。

 翔西館高校に合格できる内申点は目安として9科目で27点、つまりオール3です。

 しかし中間層の多くの生徒が翔西館高校への進学を希望している現状ではオール3では厳しいと感じています。私の今までの経験上、英語、数学、理科、社会、国語の5教科でオール4を2科目か3科目はあった方が無難です。また副教科(音楽、美術、技術・家庭、保健・体育)も内申点がつくのでこちらで4か5があればなお良いです。ですから9科目で内申点は30点以上あると安心です。

 ちなみに内申点は「中間・期末テストの点数」、「提出物の有無」、「授業態度」等で決まります。ですから中間層で平均より上を目指して、提出物をきちんと期日通りに提出して、授業も先生の話をしっかり聞きましょう。

 提出物はテスト前の課題以外にも週末課題も含まれます。また教壇から見るとさぼったり、話を聞いていない生徒はすぐにわかります。テストの点が良くても授業態度が悪かったりすると内申点が上がらない場合もあります。

具体的な翔西館高校に進む生徒の成績・・・実力テスト

 中間・期末テストは科目によって得意不得意な単元があるので、時季によっては内申点が変動してしまいます。これではその生徒の正しい学力が測れません。

 そこで中学3年生の夏休み明けから年明けまでに実施される実力テストの点数で、生徒の総合力を測ります。

 8月、10月、11月、1月と中学校によって回数は異なりますが大体4回行われ、文字通り生徒の実力がわかります。中学1年の最初から今まで学校で習った範囲から出題されますのでも範囲はとても広くまた難問が多いです。このテストは高校の一般選抜を見据えた設問となっており、模試に近い内容です。

 ほとんどの中学校で2回目の実力テスト終了後、第1回目の三者面談が行われます。ここで先生から実力テストの点数と今までの内申点をもとに、進路高校が提示されます。大体この時点で多くの生徒が進路先を決めます。進路校よりわずかに成績がたりない生徒は、まだ願書提出まで期間があるので学力を上げるべく受験体制に入るでしょう。

 翔西館高校に合格できる実力テストの点数は5教科で計250点以上必要です。1科目50点以上。50点なら取れそうと思われますが、中学1、2年で習った内容を忘れていたりして思うように問題が解けません。特に理科、社会は暗記項目も多く、理科は計算問題、社会は記述式の問題をよく間違われます。数学も1年で習った球の表面積、体積、ヒストグラム、2年の1次関数や証明等、いざ問題を見て「どうやって解くのだったかな」と四苦八苦します。また各科目とも「考える問題」が近年増えています。このような問題は普段から、多角的に問題を解く力を身に付けていないと中々解けません。問題数は少ないですがぜひ解けるように学力を高めて欲しいものです。

 まず夏休み明けに実施される第1回目の実力テストの結果からわからない問題を徹底的に解けるよう見直しましょう。そして2回目に挑戦!その後の三者面談で点数が届かなくても落ち込まず、11月と1月の実力テストで挽回するよう中学の復習を徹底的に行いましょう。

 年明けの4回目の実力テストが進路を定める最終テストと思って下さい。この時点で、点数が250点より低い場合は翔西館は諦めた方が良いかもしれません。おせっかいですが翔西館に入学しても授業についていけず、落ちこぼれてしまうかもしれません。その生徒の学力にあった高校に進んだ方が、高校生活も満喫でき、卒業後も本人の目指す進路に行ける可能性が高くなります。

内申点が足りない場合は

 中学2年生3学期の時点で内申が2か3ばかりの生徒は、翔西館高校に進学できるか厳しいです。

 まず部活動やクラブ活動で県大会に優勝できるような成績や、県内有数の実績があれば推薦選抜を受験できる確率もありますが、そうでない場合は部活は止めて中学3年から倍以上の時間を勉強しましょう。3年1学期で内申点で4を目指す覚悟で勉強しないと内申点の不足を補えません。すでに中学3年間の3分の2の内申点はついており、今更くつがえせませんので少しでも3年生の内申を上げて、総合の内申点を上げましょう。

 授業中はよそ見をせず先生の話を聞き、提出物もしっかり出し、中間・期末テストも頑張って点数を上げる。スマホのゲームならやり直しはできますが、テストの点や内申点はやり直しがききません。

一般選抜(一般入試)の当日のテストと内申の比率について

 一般選抜は毎年3月8日前後に行われます。合格に審査されるのは当日の入試テスト(5科目)の点数と内申点です。

 当日のテストが7割、内申点が3割の比率で合否の審査がされます。入試テストの方が重視されるので、中学3年間の内申点が足りなくても入試テストの点数が高ければ十分補えます。内申が少し足りないと思っている生徒は入試テストで一門でも正解するよう入試対策をしないといけませんね。

具体的な入試対策

 3年生になると今までの成績から「私はこの高校に進むレベルだな~」と大体意識されてこられるでしょう。そこで成績が足りないとそろそろ焦ってこられると思います。

 一般選抜は中学1年から3年までの範囲から出題される総合問題なので、1,2年生の復習をしたくても普段は中々できませんね。

 ですが1学期が終わる頃には部活動も引退して夏休みを迎えます。そうです、この夏休みに1,2年生の復習をするのです。さすがに40日間で全科目、全単元をこなすのは大変なので苦手な科目を集中して勉強した方が効率が良いでしょう。また市販の復習テキスト等もスムーズに1,2年の勉強ができるのでお勧めです。

 塾に通うのも一つの手段です。夏休みの開いただけ夏期講習に通って、わからない単元を教えてもらうのはお金を払う価値は十分あると思います。当塾も夏期講習は30日間行い、3年生の弱点補強を行っています。

 夏休みの勉強を終えるとすぐに実力テストが実施されるので、まずは実力試しで挑みます。恐らく思ったより点数が取れないと思いますが、このテストでは苦手な問題を見つけ出し次の実力テストまでに対策します。第2回目の実力テストは範囲が広くなり難しくなりますが、しっかり1回目の見直しをすれば点数は上がる生徒が多いです。この後、三者面談で、自分の学力にあった高校を勧められます。

 志望校に行けると教えられたら、中間・期末テスト対策と3回目の実力テスト対策と忙しいですが部活がないぶん時間はあるので、日々勉強を続けましょう。

 志望校に学力が足りないなら実力テストの点数を高める勉強をしましょう。実力テストの点数=入試の点数といっても過言ではないので、とにかく復習に力を入れましょう。ただ2学期の中間・期末テストの内容は一般入試にも出題される単元が多いので大変ですが、中間・期末テストと実力テスト対策を必死に行って下さい。

 期末テスト終了後から冬休みは1年~3年2学期までの総復習を行い、冬休み明けから入試の過去問を行いましょう。近年の一般選抜は一見すると「なんじゃこりゃ?」と思うほど難しいです。ですから早めに過去問を解いて慣れる必要があります。

 過去問の解けない問題に該当する単元を復習して、とにかく一問でも多く解ける練習を行いましょう。一般選抜は膳所高校から翔西館高校、愛知高校まで一般選抜を受ける全員が同じ問題を解きます。ですからすごく易しい問題もあれば1%の生徒しか解けないような難問もあります。

 入試は1年~3年の問題が出るので、3年の夏休みから習った範囲の問題を解いて対策しても問題ありません。早めに対策をしておくのが無難です。

本日は以上です。

個別進学塾レッツリトライ

指導対象小学校:旭森小学校、佐和山小学校、城東小学校

指導対象中学校:彦根市立東中学校、彦根市立彦根中学校、彦根市立南中学校等、彦根市内の中学校

指導対象高等学校:翔西館高校、彦根東高校、米原高校、河瀬高校等、滋賀県内の県立高校、私立高校