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4月25日 平均点が38点だった中3数学範囲テスト

第2回範囲テストの結果

 春休み明けに彦根市立東中学校で3年生を対象に実施された範囲テストの結果の一部です。

 左から国語、数学、社会、理科、英語の点数です。英語があまり良くない結果でした。

数学のテストは平均点が38点でした

 この生徒は数学を67点取っていますが、聞いた所平均点が38点だったそうです。聞いて私も驚きました。

 今回の数学の範囲は「1次方程式の文章問題」「比例・反比例」「平面図形(面積)」から出題されました。私も問題を見ましたが「1次方程式の文章問題」は難しいのはわかりますが、「比例・反比例」や「平面図形(面積)」は比較的簡単な問題でしたので、この平均点の低さはとても心配になりました。

 内容は中学1年の問題で、比例・反比例のグラフの式の求め方や、平面図形の平行移動・対称移動の問題。またおうぎ形の周の長さや面積の問題でそれほど難しくなく、難問は数問程度でした。

 平均が低かった理由としては

 1解き方や公式を忘れている

 2範囲テストのテキストをしっかり解いていない

の2点だと考えています。

 今の3年生からすると2年前に習った範囲なので解き方をすっかり忘れている生徒は多いでしょう。事実当塾でもおうぎ形の周の長さや面積の求め方、反比例の解き方をテスト前によく聞かれました。中学2年生の数学ではおうぎ形や反比例の問題は滅多に出ないので忘れてしまうのも仕方ないかもしれません。

 ですが、そのために範囲テストのテキストが学校から配布されており、出題内容もこのテキストに沿って出ますのでテキストさえしっかりやればほとんどの問題は解けるはずなのです。

 それでも平均点が低いのは恐らく解答を丸写しして実際に問題を解いていないと思われます。

 こちらのあかつきから出版されているテキストには1~20の項目で中学3年間の内容が載っています。今回は各科目ともに5~8の内容が出題されています。事前に学校から出題範囲が知らされていますのでそこをきちんと復習しないのは本当に勿体ないことです。

英語の平均点も低かったようです

 正確な点数は聞いておりませんが、英語の平均点も40点代だったようです。

 今回の英語の範囲は「名詞」「代名詞」「形容詞」「副詞」と文法らしき問題はなく、穴埋めや選択問題ばかりでした。be動詞や一般動詞、進行形、過去形等、英語の文法を問うのではなく本当に適した単語を選択する問題でしたが、こちらも芳しくない平均点です。

次の範囲テストはしっかり復習しよう!

 次の範囲テストは数学は「立体の体積」「データの活用、ヒストグラム」「単項式・多項式」「連立方程式」が出題されます。英語はまだ確認していませんが恐らく進行形、未来形等の文法問題が出題されるはずです。

 今回の第2回範囲テストより難しくなります。5月末に中間テストもあるので、大変でしょうが今のうちに中学1,2年の復習をしっかりやりましょう。

塾としては喜んでいられない!

 「点数が低かったなら保護者達が心配になって塾に通うから生徒が増えて良いのでは?」と思われる方もおられるでしょう。

 しかしそのような生徒が入塾するのはたいてい1学期が終わる頃、つまり期末テストが終了して通信票をもらう頃になります。その頃になると嫌が上でも高校の進路について考え出しますので「このままではやばい」と生徒も保護者も考えます。ちょうど夏期講習の時期でもあるのでやっと「塾に入って高校入試の勉強をしよう」と勉強に力を入れ始めます。

 夏期講習の内容はどこの塾も「中学1,2年生の復習」を主に行います。高校入試も3年生の内容ばかりではなく、1・2年生の内容から6~7割ほど出題されます。ですから範囲テストの結果が悪かった生徒も夏期講習で学力を取り戻して欲しいわけです。

 ところが先程の範囲テストの結果からわかるとおり、中学1・2年の内容をすっかり忘れている可能性が高いです。これは英語や数学だけではなく社会や理科にも当てはまります。社会・理科は1年生と2年生では習う単元が異なるので、その時のテストでは頑張って覚えてもテスト終了後はすっかり忘れてしまう傾向が高く、事実今回の範囲テストの結果で裏付けされています。

 ですから夏期講習で中学1,2年の復習をしようにも基礎から始めないといけない生徒がとても多いです。

 「夏休みは40日近くあるから大丈夫では?」と思われるでしょうが、ほとんどの塾での夏期講習は5~20日間程度です。意外と短いです。そして塾には夏期講習用の専用テキストがありますが、こちらは基礎から標準的な問題の解き方を覚えている生徒を対象としています。大手の塾では先生を用意して集団形式で解き方のおさらいを行ったりしていますが、個別指導で基礎から行うと大量の時間が必要になりその分授業料も増えてしまいます。

 夏期講習費は5~20万円と塾によって差がありますが、基礎から行うと通塾日が増え費用も増えるかもしれません。

 「う~ん、費用が増えるのは家計に苦しいな~」と思い、5~1週間程度、夏期講習に行っても恐らく基礎をやるので精一杯で、標準問題・応用問題を解けるまではいけないでしょう。

 塾としてもせっかく夏期講習に参加してくれたのだから必死に教えます。しかし解き方をすっかり忘れた生徒を相手にすると時間がいくらあっても足りません。下手をすると夏休みをフルに使っても2~3科目ぐらいしか学力を取り戻せないと思います。

 またやはり子供ですから遊びたいでしょうし、家族旅行等ご家庭の都合もあります。夏期講習ですべてを取り戻すのはかなり困難です。

 これで夏休み明けの実力テストで志望高校に合格できる点数がとれなければ、塾としても申し訳なくなります。

保護者の方達へ

 そろそろ進路先の高校も目安がついてきたと思います。

 現在、彦根市立東中学校で行われている範囲テストは基礎的な問題ばかりで夏休み前までにあと3回あります。できればお子様がテキストを解いた後、もう一度保護者の方からまったく同じ問題を出して目の前で解くようにして下さい。

 解けなかった場合は怒らず解答を見せて解き方を覚える時間を与え、再度解き直してもらいましょう。くり返しの学習が地道ですが学力が身につく近道です。

 夏期講習に来られたときに、基礎がまったくできておらず私自身が頭を抱えないようにするためにもお願いします。

本日は以上です。

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