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4月26日 中学1年生に夏期講習は必要か?

夏期講習とは

 恐らく多くの方が塾や予備校では春休み、夏休み、冬休みに季節講習が行われるのをご存じだと思います。

 特に夏期講習は新聞の折り込みチラシやポスティング、ネット上のCM等目につく機会も多いでしょう。

 夏期講習は約40日間もある夏休みを利用して行う長期講習になります。内容はほとんどの塾が1学期の復習、2学期の予習を行います。

中学2,3年生には夏期講習は必須です

 受験を迎える中学3年生は1,2年生の復習を行う絶好の機会なので受講する生徒も多く、志望校に合格する学力をつけるために夏期講習に通う価値は十分にあります。

 また中学2年生もこの時期になると成績が落ちてくる生徒が多く、保護者の方も何とか成績を上げるために夏期講習に通わせます。実際1年の2学期後半から3学期に描けて成績が落ちる生徒が多いので、2年の夏休みに1年と2年1学期の復習、2年2学期の予習を行い志望校にふさわしい成績に上がるよう願う保護者も多いです。大体2年の2学期の成績で進路が決まると言っても過言ではありません。夏休み明けの実力テスト、2学期の中間・期末テストで生徒の学力や考える力が試される問題が出題されるのでここでふんばらないと志望校に行くのは難しいかもしれません。

 数学の1次関数、証明、理科の電気、天気、英語の不定詞・動名詞等、高校入試にもよく出題される単元ですので夏休みに予習できれば安心ですね。

中学1年生の夏期講習

 中学1年生は入学して4ヶ月後に夏休みが始まります。実際には春休みの期間と夏休みは7月20くらいに始まるので1学期の学校に通った日は3ヶ月くらいになります。

 わずか3ヶ月の勉強期間のために夏期講習に通う必要があるのか考えてみましょう。

中学1年で夏期講習に通った方が良い生徒

 当然ですが学校の成績が低い生徒は夏期講習への参加をお勧めします。

 中学校に入学後初めての定期テスト(中間・期末テスト)の点数が平均点以下または60点以下、そして内申点が3以下の生徒は通われた方がいいでしょう。

 科目別に見ると英語は平均点が低い傾向にあります。これは3年くらい前は1学期では アルファベットの書き方、英単語、文法はThis is や I am 等のbe動詞、あとは He is等簡単な授業でした。しかし現在は左記に加えて1学期にbe動詞、一般動詞の肯定文、否定文、疑問文、不定詞、動名詞の文法が追加されています。これらは3年前は1年の2学期や2年に習っていた範囲です。

 しかも1つのUNITに複数の文法が詰められており、ページが変わるごとに違う文法が手できます。これでは生徒達は文法の構成を理解できず丸暗記くらいしかできません。本当に文法に触る程度の学習です。そして中間・期末テストでは穴埋め問題や選択問題、英文の作成が壊滅してリスニングや単語の問題くらいしか満足に解けないわけです。

 そして2学期ではさらに英語が難しくなるので、1学期のテストが平均点くらいか以下、内申が3以下の生徒は夏期講習に参加した方が良いでしょう。ここで注意するのは塾の説明をしっかり聞いて英文法を教えてもらえるか確認しましょう。集団にしろ個別指導にしろ文法の構成や作り方を指導してもらわないと英語の成績を上げるのは困難です。

 数学は比較的簡単で、正負の計算や文字式になります。足し算、引き算、掛け算、割り算、マイナス引くマイナスの問題などで難しくはありません。もし、夏期講習を考えられるのなら2学期の予習をお勧めします。2学期は文字式や方程式に入り、一気に難しくなります。1学期で80点以上だった生徒が50点以下になるのはざらです。塾に行かない場合でもしっかり対策を行った方が賢明です。

 理科は1学期は生物の学習でほぼ暗記問題ばかりです。期末テスト終了後くらいから化学に入るので数学同様2学期の予習を行う方が良いでしょう。こちらも2学期の成績は低くなる傾向があります。

 社会は地理を1学期に行い、2学期は歴史に入ります。暗記科目なので社会は夏期講習に参加せずとも学校の夏休みのワークを行えば大丈夫です。

 国語は近年記述式の問題が4割程度出題されています。記述式の問題が苦手な生徒は夏期講習で解き方を学ばれた方が良いでしょう。記述式は保護者の方も教えるのは難しく、塾でおしえてもらうかYouTubeで解き方を視聴するのも一つの手です。

夏期講習に通わなくても良い生徒

 成績が良い生徒は夏期講習に参加しなくても大丈夫です。という保護者や生徒も夏期講習に参加する考えももたないと思います。

 中間・期末テストの点数が90点以上や内申がオール5または4なら学校の授業をしっかり理解しているので問題ありません。ただ2学期は学習内容が難しくなるので予習として夏期講習に参加するのは良い考えだと思います。

夏期講習の注意点①-以外と短い夏期講習

 夏期講習と聞くと遊ばず旅行も行かず、お盆も勉強というイメージを持たれている方もおられるかもしれませんがほとんどの塾の夏期講習日数は5日から20日程度です。

 塾によって経営方針やカリキュラムの構成は様々になりますが、5日~1週間で1日に10時間程度勉強しての短期集中講座、20日間で5科目を1日に2~3時間行う教室もあります。

 大手の塾でも最大20日間くらいです。夏期講習に参加される場合は日数や授業内容をよく聞いて下さい。

夏期講習の注意点②-費用が高い

 夏期講習の費用が高いという認識は誰もが持っていると思います。

 大体3万から20万円くらいになります。関東だと50万くらいの教室もあるそうです・・・。

 この金額を5日~20日程度の講習につぎ込むかは迷うかと思います。先程も述べたとおり1学期の復習と2学期予習です。英語と国語は参加する価値はあると思いますが、数学・理科・社会は参加しなくても夏休みのワークをしっかり行って復習すれば大丈夫でしょう。

 夏休みのワークは解き方の解説が単元ごとに掲載されているので保護者の方もそちらを読めば解き方が分かります。また解答も別冊であるのでそちらを見ながら教えるのも良いでしょう。夏期講習に参加せずとも夏休みのワークを自力で解けるようになれば学力は上がります。

 できればお子様が勧める前にコピーするか写真に撮って、くり返し解いてもらうのが理想的ですね。

 夏期講習の案内は早い塾だと6月前半から募集を開始します。その頃には中間テストの結果が返ってきます。保護者の方は成績とにらめっこして夏期講習に参加するかはじっくり考えて下さい。

本日は以上です。

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