彦根市近辺の高校の進学校というと彦根東高校、米原高校、虎姫高校、河瀬高校が挙げられます。これらの高校は偏差値が５６～６８で学力も高い傾向にあります。

　これらの高校に通う中学生の成績は内申ではオール４またはオール５、中間・期末テストでは８０点以上、中学３年生の実力テストも５教科で３００点以上は必要です。学年の上位３０％くらいが対象になります。

　中学校の学習内容はこれらの進学校に進む生徒だと比較的理解もしやすく、難問に手こずる程度で学校の授業もスムーズに進められます。

　しかし高校の授業は進学校では授業のスピードも早くまた覚える内容が中学校とは段違いになります。特に英語、数学、理科は中学校では何とか高成績を収めた生徒も四苦八苦します。さらに大学進学を目指す生徒が大半なので大学入試に必要な科目を選択して集中して勉強しないといけません。

　中学校では先生が教える内容を理解すれば良かったのですが、高校では学校の授業に加え大学入試に必要な情報の入手にも迫られます。中には大学入試に必要な科目を教えていない高校もあるのでその場合独学で学ぶことも・・・(地学とか)。

　ですから進学校に通う生徒は自分から進路に必要な情報を探す力も必要になります。

　当塾で教えている生徒でも私から「ここを予習しよう」と提案しても「まだ学校でならっていない」からと断られる場合があります。小学生・中学生では学習する内容は全国で一緒なので別に予習しなくても理解ができれば問題ありませんが、高校生ではそうはいきません。

　大学入試に必要な学習は山ほどあり、国公立大学や上位私立大学を目指すなら高校より早く学ぶ必要があるかもしれません。進学校では大学進学が当たり前なのでもちろん大学入試に向けて授業を進めます。しかし大学へは他府県の生徒も受験します。滋賀県は全国的に学力が低めなのでこれら他府県の高校生と大学入試を競った場合敗れる可能性は高いです。

　進学校に通っている生徒も日々勉強に勤しんではおりますが、自分の通っている高校での順位に気を取られず模試等で全国における自分の学位的立場を把握した方がいいでしょう。

　大学入試に余裕を持ちたいなら高校２年生の２学期末(できれば夏休み中)に高校１，２年の学習範囲を終えて欲しいです。そして共通テスト、個別試験(２次試験)に必要な科目の勉強、３年夏休みからは過去問を解く等早め早めに勉強し欲しいのです。

　上記の内容を読めば進学校に適する中学生は自ずと解ります。こちらからまだ学校で習ってない単元を教える場合に「まだ学校でならっていない」からと断らずに、「一度やってみる！」と未知の学習に挑戦する心構えです。

　この心構えがあれば高校での勉強もどんどん進み、大学入試に必要な学力を滞りなく手に入れられるでしょう。

本日は以上です。

個別進学塾レッツリトライ

指導対象小学校：旭森小学校、佐和山小学校、城東小学校

指導対象中学校：彦根市立東中学校、彦根市立彦根中学校、彦根市立南中学校等、彦根市内の中学校

指導対象高等学校：翔西館高校、彦根東高校、米原高校、河瀬高校等、滋賀県内の県立高校、私立高校