現在通塾している生徒達は、夏休み明けの実力テストに向けて塾からの課題、学校からの宿題を行っています。

　ほとんどの生徒が学校の宿題を８～９割程度終えて、中には全て終えた生徒もいます。当塾は１４～２２時まで教室を開けており、何時間でも勉強できます。こちらから夏休み用の講座を用意していますが、生徒から「今日は夏休みの宿題をしたい」と要望があればその日は宿題のみ行うことも可能です。

　ですから学校から宿題をもらって以降、教室では多くの生徒が黙々と夏休みの宿題に取りかかりました。静かな教室でははかどるのか遅くともお盆前には全員終了しそうです。

　中学生の夏休みの宿題は学校から各科目ごとに冊子が渡され、これを始業式までに解き丸付けして提出します。

　内容はそれまでにならった範囲の総復習です。中学1年生はまだ１学期分なので内容も薄く時間はかかりません。中学2年生になると中学1年の範囲全部と2年の1学期が載っています。英語の現在進行形、過去形、一般動詞の3人称、数学だとグラフ、円の面積、円錐・三角錐の面積・体積、ヒストグラム等忘れている単元もあるのではないでしょうか？

　中学３年だと中学１，２年の全範囲、3年1学期の復習になります。2年と4ヶ月分の復習なので冊子も厚くまた忘れている解き方も多く苦戦しています。解らない問題は質問してくる生徒も多く、「生徒の基礎力を高めないといけないな」とこちらも焦ります。

　ところで今の宿題は教材会社が作成している場合が多く、各科目ごとに綺麗な冊子の宿題が用意されています。しかも各単現の冒頭に解き方が詳しく掲載されており、これを見れば解き方もすぐに理解できます。便利な自体になったものです。

　しかしその単現に必要な前学年の解き方を忘れている生徒、冒頭の解き方を見ても理解できない生徒は私も巡回しながら教えています。「これくらい思い出して欲しい」というのが本音ですが、こちらも教えるのが仕事なので丁寧に理解できるまで教えております。

　中学3年生は始業式の前、１，２年生は始業式の翌日くらいに実力テストが実施されます。

　その生徒が今まで習った範囲ーつまり夏休みの宿題の範囲が出題されます。3年生は点数の結果が高校進路の目安になるので重要なテストです。

　ほとんどの生徒は夏休み末の第1回実力テストの点数が固定化され、入試まで５～6回実力テストが実施されますが点数は徐々に下がる傾向にあります。これは回を重ねるごとに3年で新たに習っている単元も含まれるからです。数学だと2次関数、相似、円周角、三平方の定理と難しい問題が進むごとに出題されます。他の科目も新たな単元の問題が出てくるので普段から学校の復習していないと実力テストの点数は下がる一方で上がることは難しいでしょう。

　ただ10月の三者面談で先生から「今の成績では志望校にいけない」と言われて奮起する生徒もいます。志望校より内申がひとつ低い、また実力テストで必要な点数が５０点以内でしたら挽回も可能です。

　夏休みの宿題を解き直す、学校のワークも解き直す、できれば市販の中学3年の復習用テキストを購入して解く。また塾に通うのも一つの手です。

　当塾では夏休みに入塾してそのまま入試までおられる3年生がほとんどですが、中には2学期、冬休み前に入塾される3年生もいます。その場合志望校、実力テストの点数、中学3年間の内申を参考にして必要なテキスト、授業を用意して教えます。

　志望校に必要な成績にほんの少し届かない程度なら、この時期でもなんとか入試前には志望校に届く学力に上げられます。しかし冬休み明けでは遅すぎます。またそのような状況にならないためにも時間がいっぱいあるこの夏休みに復習をしっかり行いましょう！

本日は以上です。

個別進学塾レッツリトライ　滋賀県彦根市西沼波町98

指導対象小学校：旭森小学校、佐和山小学校、城東小学校

指導対象中学校：彦根市立東中学校、彦根市立彦根中学校、彦根市立南中学校等、彦根市内の中学校

指導対象高等学校：翔西館高校、彦根東高校、米原高校、河瀬高校等、滋賀県内の県立高校、私立高校