彦根市で県立中学入試、高校入試、大学入試なら
個別進学塾レッツリトライにお任せ下さい!

個別進学塾レッツリトライ

〒522-0038 滋賀県彦根市西沼波町98
近江鉄道彦根口から徒歩5分

0749-30-9012
営業時間
9:00〜22:00
開校時間
月~金16:00〜22:00 土曜日・季節講習時14:00~22:00
休校日
木曜日・日曜日

8月6日 滋賀県立彦根東高等学校の一般選抜(一般入試)に合格できる学力は?

彦根城のすぐ横にある高等学校

 彦根にそびえ立つ国宝彦根城とお堀をはさんで構えている滋賀県立彦根東高等学校。

 200年の歴史があり、文部両道を掲げる彦根の進学校になります。私も小学生の頃から地元で頭かいい生徒は「東校に行くのだよ」と言われていました。私は滋賀県立西高等学校に進みましたが・・・。

 偏差値も68と高く進学先も当然ですが大学ばかりです。また部活動も盛んで文化系が強く、新聞部や囲碁部か強いのは彦根の方にもよく知られています。スポーツ系では野球部が活動に熱心ですね。

彦根東高校の一般選抜(一般入試)に合格できる学力は?-内申

 まず内申点は

 ・オール5、または4と5(5は英数理国社で3科目以上)

が望ましいです。3を英数理国社でとる生徒はかなり難しいでしょう。やはり進学校なので高校での勉強はレベルが高く速いので、中学の基礎~標準問題でつまずいている生徒は仮に入学できてもついていくのは困難になります。

 中学校の勉強を滞りなく理解できると内申も4か5がつきます。他の人(学校の先生、保護者、友達、塾・家庭教師の先生等)にわからない所を聞いた場合、すぐに理解できる理解力また自力で問題に取り組む本人のやる気も必要です。

 各学年で見ると下記の表の内申を取るのが望ましいです。

 中学1年生の英語、数学、理科、社会は5を取って欲しいです。英語は1学期は単語やアルファベット、This is , I am , 一般動詞の文等教科書やワークをきちんと反復すれば90点以上取れます。数学も正負の計算、除法、加法です。これらは足し算、引き算、かけ算、わり算になります。この辺りも90点以上は取れるはずです。理科や社会も暗記ばかりで記述式は少ないので高得点が取れます。唯一国語が読解力が苦手な生徒も多いのですが、まず漢字、記号問題は全問正解、記述式もできる限り答えを書くと内申点が5または4に達する点数が取れます。

 1学期はまだ簡単な範囲ですので東高校を目指すなら英数理社は5を取って下さい。また2学期以降も問題は難しくなってきますが1年では5を取るよう懸命に頑張りましょう。

 2年生から学校の授業も難しくなってきます。1学期は各科目ともまだわかりやすい内容です。英語は未来形、助動詞、数学は単項式、連立方程式の計算等しっかり勉強すれば十分に理解できます。理科の化学が難しいので中間・期末テストの点数が高得点を取りにくく4になるかもしれません。

 2学期から数学、英語がとても難しくなります。解くに数学が連立方程式の文章問題、1次関数、証明と立て続けに多くの生徒が苦手とする単元になります。英語も不定詞や文型、比較の文と覚える文法が増えて苦戦します。

 3年生は各科目ともさらに難しくなるので、今まで以上の勉強が必要です。また入試に向けて中学1,2年の復習もしないといけません。

一般選抜は当日の入試が7割、内申が3割

 毎年3月始めに実施される滋賀県高等学校の一般選抜入試は当日の点数を7割、中学3年間の内申を3割査定して合否が出ます。

 当日の入試の点数が合格レベルに達していなくても、内申でカバーできるかもしれません。点数がギリギリの場合、同じ点数の他の生徒と比べた場合、内申が高い方が合格します。

 逆に内申が低くて当日の点数が高くなるのはまずありえません。内申の4以上には中間・期末テストの点数が80点以上は必要です。普段から勉強していないと高い内申はつかないのです。

 ですから東高等学校を目指す生徒は中学1年の1学期から内申で5をとる勉強をしましょう。一度ついた内申は変えられません。仮に1年でオール3だったとして、2年・3年で内申を上げても厳しいです。

 これは内申は各学年ごとに平均した点数を出して、1~3年の点数を足した数字が入試の内申になります。3を取ると平均で4か5以上にするには、連続して5を取らないと中々なりません。

 「2年から頑張る」「部活がなくなる3年の夏休みから頑張る」では遅すぎます。

中間・期末テストは80点以上を取って欲しい

 中間・期末テストは1年に5回あります。学校の授業の大体1~2ヶ月の範囲から出題されます。

 こちらも1年では90点以上、2・3年は80点以上を各科目とも取って欲しいです。1年はまだ簡単ですが、2・3年の中間・期末テストは難しく平均も40~50点代になります。その中で彦根東高等学校を目指すなら他の生徒より抜きんでた点数が必要です。

 普段から復習をして、テスト範囲が出てもワークをスムーズに解ける学力を身につけて下さい。

順位に気を取られないで

 クラスで90点以上の生徒は恐らく1人か2人くらいでしょう。そしてそのクラスでは1位か2位になります。素晴らしい成績です!

 学年でも上位10%以内に入るのではないでしょうか?

 これで「私は彦根東高校は楽勝だ!」と思いますが、油断は禁物です。滋賀県内の中学校は総数105校あって1学年の生徒数は約1万人います。計算すると1校に約100人生徒がいて、その上位10%=10人なので彦根東高校の合格圏には入れそうです。

 しかし中学校も各校で偏差値が違います。また中間・期末テストも各校の先生によって難易度が異なり正しい学力はテストでは測りにくいです。

 自分の通っている中学校で上位でも、他の中学校には学力の高い生徒が多数いるかもしれません。できれば模試を行い自分が県内でどれくらいの成績なのか客観的に観た方がいいでしょう。

副科目も頑張ろう!

 一般選抜の入試の内申には副科目(保健体育、美術、音楽、技術家庭)も含まれます。

 運動や美術・音楽は素質もあって中々高い内申を取れないのでは?と思いがちですが、普段の授業をそつなくこなして期末テストで高得点を取れば5または4は取れます。テストは暗記がほとんどなので技量が低くてもテストの点数で十分に補えます。

過去問にも早めに挑戦しよう!

 夏になると滋賀県高校入試の過去問(赤本)が書店で販売されます。5年分の過去問が掲載されているので入試対策うってつけの本です。

 多くの生徒は冬休みくらいからこの過去問を解き始めます。しかし彦根東高校を目指す生徒なら中学3年の夏休みくらいに一度解いて欲しいのです。まだ学校でならっていない単元もあって解けない問題も多いと思いますが、一般選抜入試は中学1年の最初の範囲から出題されるのである程度の問題は解けるはずです。数学だと大問1の前半や大問2,3に出題される1次関数等は解けると思います。

 また英語もたいていの文法は習っているので多くの英文を訳せるでしょう。単語は教科書巻末の単語のページを見て訳しましょう。

一般選抜の点数は同じ点数になりやすい

 膳所高校、守山高校、彦根東高校、米原高校、河瀬高校の進学校や翔西館高校、彦根工業高校のような商業系・工業系高校また愛知高校等を受験する生徒は受験当日に場所は違えどまったく同じ問題を受けます。

 入試問題はすごく簡単な問題から超難問まで揃っています。彦根東高校に進学したい生徒の成績はある程度偏っており、同レベルの成績の生徒が受験するわけですから点数も同じような点数になります。

 ここで内申点が加味されるはずです。中学1年から真面目に勉強して高い内申を取っていると、高校の先生も「普段から頑張っているから彦根東高校でも優秀な成績をおさめるだろう」と考えて合格できる可能性も高まります。

日々勉強しましょう

 彦根東高校の一般選抜受験者の偏差値は64で、これは上位8%に該当します。先程滋賀県の中学校は105校と紹介しましたが彦根東高校の一般選抜の定員は224人になります。ということは単純に計算すると1校あたり約2人が進学することになります。

 上位8%以内にいても彦根東高校に合格できるか難しい所です。最終倍率も昨年は1.13倍と高めです。

 テストで高得点をとっても浮かれることなく勉強を続け、学力の向上に努める必要があります。部活動も大切ですが勉強に力を入れましょう。

本日は以上です。

個別進学塾レッツリトライ 滋賀県彦根市西沼波町98

指導対象小学校:旭森小学校、佐和山小学校、城東小学校

指導対象中学校:彦根市立東中学校、彦根市立彦根中学校、彦根市立南中学校等、彦根市内の中学校

指導対象高等学校:翔西館高校、彦根東高校、米原高校、河瀬高校等、滋賀県内の県立高校、私立高校