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8月15日 内申点が2の中学生、3に上げるには?

内申で2がついてしまうのはどのような生徒でしょうか?

 中学生の学期末にもらう通信票(通信簿)の5段階評価で2がつく生徒も多いと思います。保護者の方は2がつくと不安になられ、せめて3は取ってほしいと願っているでしょう。

 内申点は【中間・期末テストの点数】【授業態度】【提出物】の評価で決まります。部活動は反映されません。あくまでその科目に対する勉強の姿勢で評価されます。

 内申点で2がつくのは

 ・【中間・期末テスト】点数が20~30点代

 ・【授業中の態度】私語をする、友達と目を合わせている、寝ている、集中していない

 ・【提出物】忘れる、空白がある、丸付けをしていない、すべて赤ペン(要は丸写し)

このような生徒です。

 中間・期末テストの点数が1科目20点だと5教科で計100点です。500点満点だと20%の点数ですね。40点でも200点で40%になります。50%である250点が真ん中なのでこれが内申点3だとすると、20~30点代では2の内申がついてしまいますね。

 授業中の態度も先生はかなり厳しく見ておられます。生徒からするとほんの少し目を黒板からそらして横を見ただけでもわかります。特に隣の人と私語をしているの丸わかりです。また授業に集中せず他のことを考えているのもわかるのです。

 実はこれは生徒でもわかる場合があります。例えば学級委員長が壇上で話すときや、部活動の部長が練習の内容を話す時などです。このような一人が多くの生徒に話す場合、話している生徒はよそ見をしたり話しを聞いていない生徒はすぐにわかります。これは話している本人からすると不快ですね。

 授業中に私語やよそ見ばかりする生徒には一度このように多人数の前で話しをさせて、自分の話を聞かないのがどれだけ不快なのか体験させると良いかもしれません。

 提出物は結構重要です。中間・期末テストの当日に出すワークやプリント、通常の宿題、週末課題、春休み・夏休み冬休みの宿題と膨大にあります。

 ここで提出物をしっかり出すと中間・期末テストの点数をある程度カバーできます。テストの点は低かったけどテストに向けてワークやプリントをしっかりやりましたと提出物で表明すれば先生からの評価も上がるでしょう。

 しかし提出物に空白がある、丸付けをしていないと先生から真面目にやったのか疑問に思われます。また期限通りに提出しないと約束を守らない生徒と思われて評価が下がるのも当然ですね。

内申を2から3に上げるには-中間・期末テスト

 では内申を2から3に上げるにはどうすればいいでしょう?

 まず中間・期末テストでは英語、数学、理科、社会、国語では50点以上を目指しましょう。各科目ごとに説明します。

 【英語】-「単語は全部覚える」単語の設問は8~10問ほどあります。これだけで10~16点くらいの配点があるので重要です。範囲表に該当する教科書に出てくる単語(特に新しい単語)は全て覚えましょう。私がお勧めするのは頭で和訳を言いながらノートに何回も書くことです。10回では少なすぎます。1つの単語を30~50回くらい書きましょう。

 「教科書の文も暗記する」テストでは教科書の文を抜粋して載っている場合が多いです。そして冒頭の単語や英文「Really ?」や「Hello」などが空欄になっており、そこが穴埋め問題として出題されます。また文中で疑問文に答える所も空欄として出題されます。「Yes , he is .」とかですね。

 さすがに全文を覚えるのは無理ですが冒頭や会話文の答え、また疑問文の疑問詞( What , Who , When , Where )も穴埋めや選択問題で出題されやすいので覚えるといいでしょう。

 「疑問文や、ややこしい英文も丸覚え」本当は英文の書き方を身に付けて欲しいのです。主語→動詞→補語・目的語と理解して欲しいのですが中々覚えられませんね。付け焼き刃ですが教科書に出てくる疑問文(語尾に?がある文)やわけのわからない長文は、並びかえ問題で出題される傾向にあります。

 いつ雪が降り始めましたか。( it / when / snowing / did / start ) ?

このような天候の文は何が主語か、疑問詞は文頭だっけ?と混乱しやすいですね。このような文は丸暗記しましょう。間違えないようにするにはとにかくノートに書き写しましょう。頭でぶつぶつと唱えるだけでは覚えられません。何回も書くのです!

 「ワークを何回も解く」以外と英語ではワークの問題とよく似た問題が出ます。数学は数字を色々変えられますが、英語は限られた単語しか使えませんので、ワークの問題をあんきするのも有効です。

 【数学】-数学に関してはまず1学期のテストの平均点は高くなります。これは教科書で習う内容が各学年共に計算問題が主体になるからです。

 1年生は「正負の計算、加法・減法・乗法・除法、文字式」、2年生は「単項式・多項式、連立方程式」、3年生は「因数分解、平方根」と計算問題ばかりです。ですから平均点も60~70点代と高めになります。つまり1学期は内申点が3どころか4も狙える時期なのです。

 授業の内容もそれほど難しくはありません。ワークも難しくないので計算ミスをしないよう何回も解きましょう。

 2学期からは難しくなります。各学年ごとに解説します。

 【1年生の2学期以降の数学】

 1次方程式の計算-こちらはx-3=4のような問題です。正負の符号に気をつければ全問正解できます。小数や分数がやや難しいですがワークの解き方をよく見て計算ミスをしないように気をつけて下さい。

 1次方程式の文章問題-内申2の生徒にはかなり難しいです。ワークの導入にあたる最初の問題が解ける程度に頑張りましょう。

 比例、反比例-これは小学生で習ったグラフの発展です。座標をよく読み取ってグラフを書く、また座標を読み取るだけでほとんど正解します。y=axの式にきちんと、xの値、yの値を入力すれば間違えることもありません。

 平面図形-コンパスでの作図はそれほど難しくありません。ワークの問題が解ければ大丈夫です。対称移動や平行移動は勘違いしやすいです。ワークの解答・解説を見てもいいのでそれぞれの移動方法を理解しましょう。

 立体図形-難しいのが図形の面積や体積の計算です。三角形、四角形の面積また角柱の体積は正解する生徒が多いのですが、円・おうぎ形の面積・周の長さ、円柱・三角錐・四角錐の面積・体積の求め方で苦労する生徒を多く見ます。解くに円に関する問題は小学校では3.14で計算していたのをπに置き換えて計算します。こちらの方が計算は簡単ですが何故か生徒からは難しいと言われます。恐らく数字と文字の組合せが理解の妨げになっているのかもしれません。

 まずは角柱の面積・体積は間違えないように。円は周の長さは2π×半径、面積は半径の2乗×πの公式を覚えましょう。最初は教科書やワークの公式、例題を見ながらでいいので問題の数字を公式にあてはめてゆっくりでいいので解いていきましょう。

 逆に体積や周の長さが最初からわかっていて、そこから半径を求める問題もあります。これもワークにあるので求める半径をxと置いてよく考えましょう。

 周の長さで半径を求める問題だと 2 × 半径(x) × π = 6π と書いて、6πを2πで割れば良いのですね。

 球の面積、体積も公式が難しく覚えるのが大変です。これは時間があれば覚えましょう。

 データの分析、ヒストグラム-どのように問題を解くのか混乱しがちです。階級、階級の幅、度数、度数分布表、相対度数、階級値、平均値、最頻値と何が何やらさっぱりわからないと言う生徒も多いです。

 これも一つ一つ解いていけばわかります。難しそうですが単語や表現が難しいだけで計算自体はとても簡単です。平均値も全体の数を人数や回数で割ればいいだけです。最頻値も一番多い数の範囲を書けばいいのです。

 データの分析は意外と計算自体は簡単なので先の立体図形より点数を高く狙えます。落ち着いて何を求めているのか把握すれば正解も多くなります。

 【2年生の2学期以降の数学】

 連立方程式の文章問題-代金、速さ、割合、濃度を連立方程式で求める文章問題です。難問です。この中では代金を求める問題が一番易しく内申が2の生徒でも解けます。ワークを見て解き方を丸暗記すれば結構解けるので何回も解き直しましょう。

 1次関数-こちらも多くの生徒が苦手とする単元です。この中で易しいのは座標の点を書く、グラフを書く、2つの座標から式を求めるが該当します。これはきちんとxとyの座標を読んで点を書くまたグラフを書くまた、連立方程式に2つの座標を組み込めば正解します。一次関数全体で見ればこれだけでも40点くらいに該当します。

 あとはできればグラフから式を求める、2つのグラフの交点の座標を求める、グラフから面積を求める問題で何問か正解すれば50~60点代に到達します。

 1次関数は「1次関数の利用」以外は計算ばかりです。今まで習った連立方程式や座標の書き方、三角形の面積の求め方で解る単元です。見た目に惑わされずワークの解説を見てできる限り理解しましょう。ここを理解すれば高校入試にも役立ちます。

 図形と証明-まず三角形と四角形で平行や外角を利用した角度を求める問題は全問正解を目指しましょう。超難問も1~2問程度テストに出ますがほとんどは解ける計算問題です。正三角形、二等辺三角形、平行四辺形の錯角や外角、対頂角等はすぐに理解でき計算も難しくありません。多角形も問題も式を覚えれば苦にはなりません。これだけでも60点は狙えます。

 証明はとても難しく内申2の生徒には厳しいです。しかし穴埋め問題もあるので諦めず挑戦しましょう。ワークにも穴埋め問題があるので参考にして書き方を暗記しましょう。解くに記号の順番に気をつけて下さい。

 箱ひげ図-こちらも1年のヒストグラム同様初めて見るとどのように求めるのか混乱しがちですが意外と簡単です。それぞれの四分位数の求め方や箱ひげ図の書き方も理解しやすく計算も簡単です。

 確率-こちらも図にサイコロの出目を書くなどすれば簡単にわかります。きちんと図で書いて問題に該当する数のみ数えれば正解するので、箱ひげ図と確率は高得点を目指しましょう。

 【3年生2学期以降の数学】

 2次方程式-1学期に習った因数分解や平方根を利用します。2年生の連立方程式より意外と簡単で、点数を取れます。ワークをくり返しすれば大丈夫です。

 2次関数-曲線を描くグラフです。グラフの座標、グラフを描くのは簡単です。xの範囲からyの範囲を求めるのも理解ができます。

 ただ2年で習った1次関数との融合問題が難問です。変化の割合や面積の計算等は時間があれば自力でとけるようがんばり、座標やグラフをしっかり描けるように力を入れましょう。

 相似-中学の数学で一番難しい単元になります。しかし2つの三角形・四角形のそれぞれの長さを比に応じて求める計算はわかりやすいので点数は取れます。また相似の条件も出題されるので暗記しましょう。

 中間連結定理や1つの三角形に複数の三角形があって比を求める問題は難問なので余裕があればやってみましょう。

 円周角-こちらはそれほど難しくありません。公式も覚えやすく理解できるでしょう。

 三平方の定理-こちらも相似同様難しい単元です。ただ入試に出題されるような難問はともかく導入時の設問はとても理解しやすく計算も簡単です。中間・期末テストでは三平方の定理もワークに出るような易しい~標準レベルの問題が多いです。

【数学の要点】

 難しい問題に気が向きがちですが中間・期末テストは難問ばかり出題されません。計算問題も多くあるのでまずはそちらを全問正解するようくり返し解きましょう。

 また教科書の説明で使われる太字の語句も出題されます。こちらも10問くらい出題されて10~15点くらいの配点があります。それほど難しくないのでこちらも全問正解できるよう暗記しましょう。

 【理科】

 理科は生物、化学、物理、地学とあります。この中で点数を上げやすいのは生物と地学です。

 生物と地学は暗記項目が多く計算問題は少なめです。ですからワークを解いて暗記すれば得点も高くなります。

 化学は元素記号や化学式を覚えたり、質量・化学式の計算が難しいですね。ところで中学の化学式はあまり多くなく丸暗記でも意外と対応できます。だいたい2~3つくらいの化学式が教科書やワークに掲載されていますがそれを暗記して、穴埋め問題や化学式を書く問題も正解する場合もあるので諦めずに覚えましょう。これも英単語同様ノートに体で覚えるくらい何回も書きましょう。

 物理は各学年ごとに解説します。

 物理-中学1年

 1年の物理は光、音、力を学びます。光は反射や屈折、音は時間、力はニュートンやばねの伸びとかですね。一番難しいのは光の反射・屈折でしょうか。これはワークの解答・解説をよく読んで何故このように反射するか理解して下さい。音の時間やバネの伸びは計算自体は簡単ですが、文章になると途端に解らなくなる生徒が続出します。こちらもワークの解答・解説を読みましょう。

 物理-中学2年

 2年の物理は電流です。

 電流、電圧、抵抗の計算、静電気や磁界ついて学びます。電流、電圧、抵抗自体の計算は簡単ですが、配線が交流、直流によってそれぞれの数字が異なります。ここで間違う生徒が多いので交流、直流における電流等の計算を何回も繰り返しましょう。

 また磁界もフレミングの法則等ややこしいのですがこれも暗記なのでしっかり覚えれば正解します。磁界の図を見ると「何だこりゃ?」と思いますがじっくり読んで磁界の流れを読み解けば十分理解できます。

 物理-中学3年

 力の合成と分解は矢印を作図する問題です。これは平行四辺形になるよう作図すれば良いので点数を取れる問題です。

 物体の運動は台車とタイマーを使用して0.1秒間にどれだけ進んだ距離から速さ求める問題が出ますね。これは記録タイマーのグラフから読み取れるので難しくはありません。

 仕事とエネルギーも問題の図を見るとややこしく感じますが、仕事(J ジュール)や仕事率(W ワット)の公式を覚えればテストに出題される計算は解けます。

 【社会】

 社会は暗記が必然的に多いので教科書、ワークをくり返し解いて覚えましょう。記述式問題も数問出題されますが、内申2の生徒はまず暗記に力を入れて下さい。

 【国語】

 近年中学の中間・期末テストの国語は漢字、記号選択問題、抜き出し問題が60点、記述式問題が40点くらいの配点になっています。つまり漢字や記号問題が全問正解しても記述式問題が書けなければ60点しか取れません。

 内申が2の生徒だと漢字や記号問題でも苦戦されているでしょう。

 まずテスト範囲の漢字は何回も書きましょう!読み方も覚えて下さい!

 小説や物語は主人公が何を考えているのか、話しの流れ、結末を理解しましょう。そしてワークの記号問題も解説をよく読んでなぜこの答えになるか考えて下さい。

 当塾では英語や数学で80点以上取る生徒でも国語が40点代になる場合があります。逆に国語は80点代でも英語、数学は平均点の生徒も。

 国語だけは中々指導が上手くいきません。とにかくワークをくり返ししてもらっているのが現状です。

内申を2から3に上げるには-授業態度

 授業中は先生が話しているときは先生の顔を見る。先生が教科書を読んでいるときは、教科書を読む。また黒板の文字をノートに写す。

 私語はしない。教室の外を見ない。寝ない。

 当てられた場合もできる限り答える。当たり前の事をしましょう。

内申を2から3に上げるには-提出物

 提出物は先生から与えられた課題です。提出物をしっかり行っていると先生から「普段もしっかり勉強しているな」と高評価されます。 

ですから提出物は次のことをしっかり行いましょう。

 ・必ず全問に挑戦して解る問題は鉛筆で解く!解らない問題でも途中までわかるなら式や英語の文等を書く!

 ・絶対に空白にしない!空白や途中まで書いた欄は赤ペンで答えや解き方を解答・解説を見て写す!

 ・できるかぎり綺麗な字で書く!

 ・提出期限は絶対に守る!

これで提出物に関しては内申で3以上がつくはずです。

 提出期限ぎりぎりに書くと字も乱れます。また字の書き方が一緒になります。これ毎日提出物を少しずつしていると字が日によって違うのですね。ですから字体が全部一緒だと先生に1日でやったなと解ってしまいます。

 提出物もスケジュールを立てて毎日やりましょう。

内申を3にするのはそれほど難しくありません

 内申が2の生徒は「普通」のことをしていないだけです。この「普通」は難しくありません。ただ日頃から授業中に私語をしたり、提出物も期限通りに提出しない、テストも基礎~標準問題も本当は解ける学力があるのに普段からさぼっているから結局解けない、ということです。

 内申が2と3では高校進路に大きな違いが出ます。3だと商業系・工業系高校に進学できますが2では厳しいです。商業系・工業系高校では資格や就職に役立つ技術が学べます。手に職を持つのは収入面でも安定するので、進学校を目指すのが難しい生徒は内申で3をぜひ取りましょう。

本日は以上です。

個別進学塾レッツリトライ 滋賀県彦根市西沼波町98

指導対象小学校:旭森小学校、佐和山小学校、城東小学校

指導対象中学校:彦根市立東中学校、彦根市立彦根中学校、彦根市立南中学校等、彦根市内の中学校

指導対象高等学校:翔西館高校、彦根東高校、米原高校、河瀬高校等、滋賀県内の県立高校、私立高校