彦根市立東中学校で８月２９日に実施された中学１，２年生の実力テストが返ってきました。

　実力テストは文字通り「中学生の学力の実力」を把握するテストですので、今までならった範囲から出題されます。中学１年生だと１学期分、２年生は１年の最初から２年の１学期までの範囲ですね。

　ただ今回の中学２年生の実力テストは、２年の１学期に学習した内容のみの出題になりました。範囲が狭いので得点も高いのでは？と思っていましたが、平均点は２５０点くらいだったようです。

　範囲は狭いとはいえ１学期分、中間テストと期末テストの２つのテスト分あります。またこちらのテストも平均は４０～５０点代だったので、実力テストの点数も同じくらいになりました。

　個人的には理科が１番難しいと思いし股。化学の範囲で「化学変化」「化学反応」「化学変化と物質の質量」と多くの生徒が苦手とする単元です。５ｇの銅を加熱して、できた酸化銅の質量を求めよ、のような問題です。

　生物の細胞の問題もありましたが、大問８問中の６問が化学でしたのでみなさん苦労されたようです。まだ詳しい平均点は聞いていませんが、理科が１番低いのではないでしょうか。

　当塾の中学２年生の生徒１人も、中々苦戦したのですが理科だけは高得点を取ってきました。

　当塾の中学２年生の生徒１人も、中々苦戦したのですが理科だけは高得点を取ってきました。

　左から数学、英語、社会、国語、理科の点数です。各科目とも問題数も多く、難問もあったなかで理科だけ得点がなぜ高かったのか生徒に聞くと、

　「理科が好きで、夏休みの勉強も理科を多くしていた」

と返ってきました。塾の教室では実力テスト対策と提出物の提出のため、５科目を満遍なくしていたのですが、自宅では理科の勉強を多くしていたようです。好きな科目、得意な科目は自然と勉強が進むのですね。

　この生徒の数学は５３点でしたがこれから上がる可能性は十分にあります。なぜなら理科の問題では、「化学変化と物質の質量」の問題では比例のグラフや、比を利用して質量を解く問題がありました。これは数学の問題です。今回の実力テストは単項式や連立方程式の問題ばかりでしたが、これから１次関数のグラフを学びます。

　１次関数ではグラフの読み取りや式を求める問題が出題されますが、多くの生徒が意外と解けない理科のグラフの読み取り問題を解けたので２学期の中間・期末テストの点数は高い点数を目指せると考えています。

本日は以上です。

個別進学塾レッツリトライ　滋賀県彦根市西沼波町98

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