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翔西館高校に合格するには一般選抜の他に、推薦選抜とスポーツ・文化芸術推薦選抜の2つがあります。今回は推薦選抜について述べます。
推薦選抜は文字通り、通学している中学校からの推薦を受けて高校に合格する入試方法です。中学校の校長先生が、この生徒なら推薦先の高校でも活躍してくれると信じて、推薦するわけですね。
推薦選抜の概要ですが滋賀県立高等学校入学者選抜要項の翔西館高校の欄を見ると
①推 薦 要 件 “求める生徒像”として
学校生活に意欲的に取り組む者で、次のいずれかの要件を満たす者
a総合学科に興味・関心を示し、将来の進路に関して主体的に探究する目的意識を持ち、その達成に向けて努力する者
b体育的活動・文化的活動で優れた実績または優れた能力や適性を有し、入学後も部活動を3年間継続する意志を有する者
とあります。また
②推薦書に記載を求める事項 として
体育的活動・文化的活動で顕著な実績または優れた能力、適性を示す事項。
と記載されています。
まず①-aは翔西館に進学後、学力を上げて大学に進学する生徒が対象になります。①-bはスポーツ系文化系共に部活動、クラブ活動等で県内・全国において優れた実績等がある生徒が対象で、入学後も中学で行った活動をそのまま継続する生徒が対象になります。
また②で部活動、クラブ活動での中学校での活動記録を求められていますので、中学時代のテストや内申が高くても部活動、クラブ活動をしていないと推薦されない恐れがあります。
推薦選抜は一般選抜や特色選抜と違い、誰でも受けられるわけではありません。通っている中学校の校長先生から推薦をもらわないと受けられません。
毎年11月に進路希望調査が行われ、推薦が欲しいならその旨を書いて提出します。その後、校長先生が内申(テストの点数、通知表の成績、学校での学級活動・生徒会活動、部活動での成績等)を見て、その生徒に推薦を出すか出さないか判断するわけです。
ですから推薦をもらうには日頃からしっかりテストの点を取り、学級活動(できれば生徒会活動)にも参加して、部活動でも何らかの活動(部長を務める、県内上位の成績等)が必要になります。中学3年の夏休みに部活動が終わるので、部活動で何らかの実績を作るには中学1年からしっかり活動した方がいいですね。中学3年の部活動終了後も、学校の方から部活動に参加して欲しい、または試合に出て欲しいと声をかけられる生徒は推薦を受けられる可能性が高いです。
推薦をもらえる学力の目安ですが、河瀬高校か米原高校に一般選抜で挑むほどの学力が必要になります。中学3年生の夏休み明けの実力テストで5教科計350点以上は取って欲しいです。ただ部活動で素晴らしい実績があると実力テストの点数が及ばなくても、推薦をもらえる可能性は十分にあります。
もう一度言いますが、推薦をもらえるのは日頃から勉強をしっかりしてテストで平均点以上取り、宿題・提出物をきちんと提出する。学級活動もできるだけ参加する。部活動も頑張る。と中学3年間を毎日さぼらず努力した生徒に与えられます。遊びたい気持ちも十分にわかりますが、やるべきことはしっかりして、勉強・部活を頑張れば推薦をもらえる成績に達します。
校長先生から推薦をもらった生徒は、毎年2月に実施される推薦選抜に受験できます。
翔西館高校の推薦選抜の内容は作文と面接です。
作文は2枚(1枚400字)を書きます。1枚目は「翔西館高校で何を学ぶか」「翔西館高校の魅力や何をしたいか」等、翔西館高校に対する考えや進学後の活動について問われます。2枚目は「本人の社会に対する活動や想い」等、本人が中学校生活で行ってきたこと、社会や他社に対する想いや活動(ボランティア等)への考え等を問われます。
時間は50分ですので、1枚当たり25分。事前に原稿用紙に何回も書いて時間内に書き終えるよう練習しないと、いざ本番で中々書き終えられないと思います。
こちらの作文は翔西館高校のHPに過去問として載っています。PDFでダウンロードできるので、推薦を受ける方は冬休みから実際に書いてみましょう。
当塾では翔西館高校の推薦選抜の作文の添削を行っています。ご興味がある方はご連絡下さい。
面接は集団面接で行われます。時間は1グループにつき25分ですので、かなり細かいことは聞かれないと思います。何故翔西館に進学したいのか(志望動機)、翔西館で何をしたいのかまた今までの活動等が聞かれると推測します。
年上の翔西館高校を推薦で受験した人に聞くのもいいですね。
例1
こちらの生徒は中学校のスポーツ系の部活動で部長を務め、中学3年の部活動終了後も中学校の代表として、他の中学生代表の生徒とチームを組んで他県の試合に遠征に行くなど、部活動にとても熱心に取り組みました。中学3年の2学期は土日も部活動の遠征試合に参加して、休む暇はほとんどありませんでした。
学力は平均点より上で、内申も3か4でしたので一般選抜でも十分合格できる成績だったので、上記の部活動の成績も鑑みて推薦を戴け、無事に合格しました。
例2
2人目の生徒は米原高校に進学した生徒です。こちらの生徒も部活動で部長を務め、テストでは数学、英語が常に高得点(80点代後半から90点代)で他の科目も平均より上を取っていました。
本人は米原高校に進学を希望していたのですが、2学期の中学校の先生との面談で、先生の方から「翔西館の推薦を受けないか?」と推薦選抜を勧められました。本人は迷ったのですが、第一志望の米原高校を受けて無事に合格しました。
以上のことから、推薦をもらうには日頃から勉強、部活動共にしっかり取り組まないと推薦は中々もらえないと感じております。
生徒の中から「推薦もらえば、高校に行ける」と安易に考えている言葉を聞きますが、推薦はもらうまで人一倍の努力が必要ですね。
本日は以上です。
個別進学塾レッツリトライ
指導対象小学校:旭森小学校、佐和山小学校、城東小学校
指導対象中学校:彦根市立東中学校、彦根市立彦根中学校、彦根市立南中学校等、彦根市内の中学校
指導対象高等学校:翔西館高校、彦根東高校、米原高校、河瀬高校等、滋賀県内の県立高校、私立高校