小学生、中学生の方達へ。先生から渡された宿題やプリントをきちんと解いて丸付けして提出していますか。また授業中の指示や学校内での校則等を守っているでしょうか。

　毎日、学校で「これをしなさい」「次の行事の日までにこれをして下さい」と様々な指示を先生から言われるでしょう。また悪ふざけをしたり授業中に私語をすれば先生から叱られます。

　先生は学校内での生活を通して、生徒達に様々な課題を与えて生徒達を教育しています。何も授業で英語や数学を教えるだけが仕事ではありません。

　学校という場所は「会社」とよく似ています。会社には「社長」「副社長」「専務」「部長」「課長」等色々な役職があります。学校に置き換えると「社長＝校長先生」「副社長、専務＝教頭先生」「部長＝学年主任」「課長＝学級担任」という感じでしょうか。

　校長先生から学年主任に指示があり、それを学級担任＝先生達に伝えその仕事を一般社員に行ってもらう。ここでいう一般社員とは生徒のことですね。

　一般社員が上司の指示を聞かなかったり、間違った行動を取る、また仕事をしないと注意されます。ひどくなると減給処分や解雇処分になります。学校では先生の指示や校則に従わない、授業中に騒いだりすると注意されます。ただ小学校・中学校では大抵注意だけですまされ会社ほどの制裁はないですね。

　先生の指示に従わない、授業の態度は悪いと学校生活で乱れている生徒は内申が低くなります。テストで平均くらいをとっても２になる可能性はとても高いです。

　ところで学校の先生は生徒の学力を高めたり、躾をする義務はありません。テストでどれだけ低い点数を取っても怒られませんし、悪ふざけをしていると中止はされても性格的に直そうとまでは踏み込みません。これは小学校・中学校の先生はあくまで課題を与えて生徒にしてもらい採点する、また授業を通して教科書の解き方を教えるのが仕事だからです。課題が未提出なら低い点数、テストが低ければ内申も低くつける。決して成績が悪い生徒一人につきっきりで教えて学力を上げることはしません。あくまで「自己責任で頑張れ」というスタンスを取っています。

　ですから先生から注意されたらすぐに直して真面目に取り組むのが内申を下げないコツです。

　高校や大学では小学校・中学校のように甘くはなりません。

　授業中の悪ふざけや私語、また休み時間の態度でも問題と見なされれば生活指導の先生から怒られます。あまりひどいと停学や退校処分になる場合も・・・。

　高校・大学は義務教育ではなく誰でも受けられるものではありません。本人の学力次第でどこの高校・大学にも行けます。しかし各高校・大学によって校則やルールが異なり、小学校・中学校では許してもらえたことも大目玉を食らうすかもしれません。

　高校に入ってから先生の指示をしっかり守って反発せず、勉強や部活に打ち込んで悪ふざけ等に時間は使わないで下さい。

　高校・大学・専門学校卒業後、あなたたちは会社に入社する人がほとんどでしょう。

　上記の様に会社では社長を始め様々な役職がいて、入社直後は係長やリーダー、主任等上司から様々な仕事を教えられます。まったく一から覚えないといけず量も多いのでとても疲れます。またお金が動くのでミスも許されず今までの小学校～大学とは叱られ具合も違います。

　小学校の頃から先生の言うことをすぐに理解して行動してきた生徒は、上司の話も理解して仕事をスムーズにこなしていくでしょう。しかし先生の言うことに一々反発していた生徒は上司の指示に「何でこんなのしなあかんのや」と学校と同じように反発心を持ちます。

　学校とは違って生活があるのでお金は必要です。もちろんあまりに理不尽な注意が続いたり、ブラック会社なら転職する必要もあります。

　ですがその注意が自分の失敗によるものか、また嫌がらせでしているのか判断して失敗を注意されているのなら自分のために注意してくれたんだと考え仕事に励みましょう。

　子供の時から反発していると耐久心がつかず、すぐに放り出す傾向が強いです。このような生徒は自分自身が死を間近に感じないと動かないことをよく聞きます。

　このような子供を改心するためそのような子供を受け入れる「めちゃくちゃ厳しい会社」や「戸塚ヨットスクール」のような厳しい心身を鍛える教育機関に送る親もいます。

本日は以上です。

個別進学塾レッツリトライ　滋賀県彦根市西沼波町98

指導対象小学校：旭森小学校、佐和山小学校、城東小学校

指導対象中学校：彦根市立東中学校、彦根市立彦根中学校、彦根市立南中学校等、彦根市内の中学校

指導対象高等学校：翔西館高校、彦根東高校、米原高校、河瀬高校等、滋賀県内の県立高校、私立高校