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個別進学塾レッツリトライ

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膳所高校の特色選抜の概要

 毎年2月始めに滋賀県立膳所高等学校の特色選抜入試が行われます。膳所高校独自の入試で、偏差値に合った難問が出題されます。内容は総合問題が2つと小論文1問の計3問になります。

 普通科は定員の30%にあたる96名、理数科は定員の50%にあたる20名が募集されています。倍率は普通科が約5倍、理数科で2倍と滋賀県の高校入試では最難関の入試です。

特色選抜の内容-総合問題Ⅰ 文系の問題

 総合問題Ⅰは国語、英語、社会の問題になります。

 3科目を融合した問題ではなく、国語、英語、社会と分かれて設問されています。

【国語】 

 国語は漢字の読み書き、記号選択問題、記述式問題から構成されています。約2,000文字の長文を読んでから問題に取りかかります。 

 気をつけるのは、総合問題Ⅰの時間は50分でこの時間内に国語、英語、社会を解きます。単純に計算して1科目当たり16分くらいになります。国語の長文を読むだけなら1分もかかりません。しかし問題を意識して「誰が(何が)、何を、どのように、しているのか(したのか)」よく読み取る力が求められます。すると読み終えるのに大体3分くらいでしょうか。

 漢字はすぐにわかるでしょう。記号選択問題もしっかり問題文を読んでいればすぐに解けます。問題は記述式ですね。およそ3問くらい出題されますが、問題に沿って要点を捉えて書かないと不正解になります。理由、説明、結果の何を書くか、瞬時に見極め素早くまとめて書く能力が必要ですね。

【英語】

 英語も長文を読み取り設問に答えます。長文の単語は約700あるので、こちらもスムーズに訳して読まないと時間がとても足りません。

 問題は並びかえ、熟語、記号選択問題、語句選択問題、英作文が出題されます。記号選択問題は長文をしっかり理解しないと間違えやすい設問になっていて、語句選択問題も熟語をしっかり覚えていないとわからない問題です。

 英作文も限られた語句数で、自分の考えを述べる問題が多く日頃から英作文対策をしていないと書けないでしょう。

【社会】

 社会は地理、歴史、公民から出題されます。

 社会の問題というと暗記科目と認識されがちですが、特色選抜では資料や地図から読み取る力も試されます。資料の数字を読み取り正しい答えを選択するのですが、しっかり読まないと結構間違えます。

【総合問題Ⅰのまとめ】 

 膳所高校に挑む生徒なら暗記は問題ないでしょう。やはり記述式問題、英語の長文の読み取りが重要です。記述式は普段から練習しないと、入試直前に練習しても中々書けません。英文も英文法、単語・熟語を覚えて自力で英文を書けるよう勉強しましょう。

特色選抜の内容-総合問題Ⅱ 理系の問題

 総合問題Ⅱは数学と理科の問題になります。

 数学と理科と分かれて出題されていますが、1部融合問題もあります。

【数学】

 設問は8問程度と少なめですが、非常に難しく中学3年間の数学をすべて理解していないと解けません。また数学の中でも難しい、証明や2次関数、相似がよく出題されます。内申がオール4の生徒でも1、2問しか解けないでしょう。しかも倍率の高さを考えると一問でも多く解かないと合格は厳しいです。

【理科】

 化学と物理が主体に出題されます。地学からも出題されますが設問数は低く、生物の出題頻度は少ないです。

 理科も設問数は12問程度と少なめですので、1問1問しっかり解かないと合格は難しいです。1年の化学や物理からも出題されるので、2,3年の化学・物理に重点を置いた勉強をしているといざ本番で焦ります。暗記はもちろん、考える力、計算力も必要で中学3年間で習った全範囲を網羅していないと全問解くのは厳しいです。

【総合問題Ⅱのまとめ】

 数学はすべての公式は覚えて、どのような単元が出ても解けるよう普段から復習や入試レベルの問題を解いて学力を高めましょう。

 理科も物理・化学は3年間の全範囲を理解していないと解けません。また地学・生物も念のために復習が必要です。

中学校での成績について

中学1年生

 まず内申点ですが中学1年生では、下の表の成績が求められます。

 内申点は【中間・期末テストの点数】【授業態度】【提出物】によって点数化されます。それぞれについて説明します。

【中間・期末テストの点数】

 まず、中間・期末テストの点数ですが膳所高校の特色選抜を目指すなら下の表の点数が必要です。

【英語】 1学期はアルファベットや単語の練習、be動詞、一般動詞、This is , That is , He is などの文でとても易しい内容です。be動詞、一般動詞の肯定文、否定文、疑問文が難しい範囲ですがワークで練習すれば問題ありません。

 2学期は疑問詞の文( Who , Whose , What , When , Where )、不定詞、複数形、一般動詞(3人称)、canの文、現在進行形と覚える文法も増えますが教科書のUNITごとに分けて習うのでそれほど苦ではありません。

 3学期はbe動詞の過去形、一般動詞の過去形でこちらもbe動詞・一般動詞の文を理解していれば大丈夫です。

 中間・期末テストは学校から提示された範囲内から出題されます。ただし英語は過去に習った単元も活用した英文が出ます。他の科目は以前の復習は必要がない場合もありますが英語は必要です。普段から復習を行いましょう。

【数学】 1学期は正負の数、自然数・絶対値などの数の概念、加法・減法・乗法・除法の計算でこちらも易しい問題です。自然数や絶対値の違い、マイナスの計算に気をつければ問題ありません。また教科書に掲載されている語句も出題されるのでしっかり覚えましょう。

 2学期は文字式、1次方程式、関数、図形の単元を勉強します。

 文字式では代金や速さを数字と文字で表します。ここで数学がつまずく生徒が出始めるのでしっかり理解して下さい。

 1次方程式は x + 5  = 8 のような計算でこちらは易しいですね。問題は文章問題でここが解けるかどうかが重要です。膳所高校の特色選抜の数学は、文章や図形を読み取って式を作り解答を出す問題です。ですから1年の1次方程式の文章問題は自力で解けるまで、何回も解いて解き方を覚えましょう。この問題を読み解く力は必ず必要です。

 関数は比例、反比例でこちらも座標を描く、グラフを描く、グラフから式を出すという内容でそれほど難しくはありません。

 図形は作図、図形の移動、円・おうぎ形の周の長さ・面積、立体の面積・体積です。作図は特色選抜でも出題されやすいので二等分線や角度通りに描く練習をして下さい。また円・おうぎ形の周の長さ・面積の求め方、立体の面積・体積も正解できるよう勉強しましょう。特に円やおうぎ形、立体の三角錐や円錐は特色選抜の問題文にも利用されます。よく理解して下さい。

3学期はデータの活用を習います。度数、ヒストグラム、階級、相対度数、平均値、最頻値などを表やグラフから求める単元です。入試の話しですが多くの生徒は方程式や関数、証明の問題に注意しがちですがこのデータの活用も一般選抜入試によく出題されます。故に特色選抜に出題される可能性もあります。結構、語句や解き方を忘れている生徒が多く見受けられます。テストの時だけではなく、時間があれば復習をお願いします。

 中学1年の数学は小学6年とほぼ同じ内容です。ですが1つのテスト範囲が広くなり、文字を使った表現も増えて小学校の時ほど高得点が取れません。平均点も2学期には60点代になります。しかし膳所高校の特色選抜を受けるなら中学1年の数学は90点以上を取る学力が必要です。

【国語】国語の平均点は近年50点代になっています。これは漢字、記号選択問題、抜き出し問題の配点が60点くらいで、残りの40点は記述式問題が占めているからです。

 ですから記述式問題がまったく解けなければ、どんなに頑張っても60点前後しか得点できません。

 まず漢字はテスト範囲をしっかり復習して読み書きを覚えましょう。記号選択問題、抜き出し問題は学校のワークに類似した問題があります。まずはこちらを解いて間違えた場合は解説を読んでみましょう。物語の流れ、登場人物の心象を理解すればそれほど難しくはないのですが、読解力が低い生徒には難問です。

 物語を多角的に読み取る、誰が何をしている、人物が思っていることなどを理解するのは素質に左右されるのも事実です。読解力が低いと思う生徒はとにかく解答・解説を読んで、なぜこのような答えになるか何回も呼んで下さい。

 また記述式も何からどのように書けば良いのかわからない生徒も多く見受けられます。ここも自力で一から頑張らずに解答・解説を見て書き方を学びましょう。記述式の問題では理由、説明、自分の考え等を求められます。各設問に見合った答えを書けるよう解答・解説を見ながら練習しましょう。

【理科】1学期は生物と化学を習います。

 生物は暗記ばかりなので教科書やワークで勉強しましょう。顕微鏡やルーペの使い方・部品の名称等も覚えて下さい。植物や動物の特徴と分類も覚える内容が多いですよ。

 生物で高得点を取れた生徒達も期末テストに出題される化学でかなり点数を落とします。

 まず「物質の区別」は問題ないでしょう。次の「密度の計算」は公式を覚えて計算ミスの内容に。問題では密度と質量がわかっていて、体積を求める場合もあるので注意しましょう。「気体」は酸素や二酸化炭素、塩素等の各気体の特徴をよく覚えないと間違えやすいです。「水溶液」でも質量パーセント濃度の求め方が出題されます。こちらは溶媒と溶質の違いに注意して計算しましょう。「飽和」では塩やミョウバンを使って飽和水溶液の問題が出ます。溶解度曲線から必ず出題されるので教科書やワークで復習して下さい。

2学期も化学の続きと地学を習います。中間テストは化学が主に、期末テストは地学が主体になるでしょう。

 地学は火山、地震、地層の問題が出題されます。地震は計算問題がありますが他は暗記がほとんどです。ただ地層の問題は意外と難しいのでワークで解き方を覚えて下さい。また岩石の種類も特色選抜に過去問で出たことがあります。化学や物理に集中せず生物や地学も日頃から復習しましょう。

3学期は物理で光、音、力の現象について学びます。

 このうち光はすべて理解するほど勉強して下さい。特色選抜、一般選抜によく出題される単元で結構難しい問題です。光の反射、屈折そしてレンズの焦点がありますが、レンズを使った問題は進学校の入試でよく出題されます。中々頭を使い、本当に理解していないとほぼ間違えます。

 また音の速さや振動数も公式を忘れやすい単元です。1年のテストでしっかり覚えないと後々の実力テストで思わぬ不覚を取ります。

【社会】社会は地理と歴史を習います。ほぼ暗記ばかりなので教科書やワークを反復して見直しながら語句や年表、出来事を覚えましょう。

 記述式も数問出題されます。こちらは大抵教科書の太字の語句に対しての説明がほとんどです。教科書には太字の語句の前後に説明があるのでそれを書けば正解です。また歴史では年表や図、地理ではグラフ等から読み取る問題もあります。これはテストに掲載されている資料を読み取れば解けるようになっています。

 

【授業態度】

 中学生になると小学校と違い授業態度は厳しく見られます。なぜなら授業態度も内申点の評価につながり、内申点によって高校の進路が決まるからです。内申点が高いと志望校の選択が幅広くなりますが、低いとそれに見合った高校に進みます。

 膳所高校の特色選抜を受験する生徒ならば授業中は先生を見てノートに解き方を写して真面目に学びましょう。私語やよそ見は禁物です。先生からは丸見えなのですね。膳所高校の学習は難しいのは中学校の先生も理解しておられます。その授業についていくには、授業に集中する姿勢が大切です。よそ見や私語をしていると「この生徒では膳所高校や彦根東高校の授業についていけない」と判断されてしまうかも。

 せっかく先生が教えているのできちんと聞きましょうね。

 

【提出物】

 学校の普段の宿題、週末課題そして春休み、夏休み、冬休みの宿題に加え中間・期末テストにも提出物があります。盛りだくさんです!

 これらの提出物には期限があり守らないと即内申の低評価につながります。

 特に春休み、夏休み、冬休みの長期休暇の宿題と中間・期末テストの提出物は重要です。夏休み等の宿題は学校が休みなので時間がありますが、中間・期末テストの場合は学校もありますしテスト対策もあるので大変です。ただ提出するワークやプリントはテスト対策勉強にもなるので、真面目に行えば十分間に合います。

 学校の先生もワークやプリントを参考にしてテストを作成するので、ワーク・プリントの反復勉強はとても有効です。数学や理科なら各単元の最後にある難問や英語の英作文等をできれば90点以上も取れます。

 注意点としては

 ・全問埋めること-間違ったり解らない問題は赤ペンで書いていいので空白はないように

 ・答えの丸写しは止めよう-できる限り自分で解こう。たまに提出日前日に答えを丸写しする生徒もいますが、筆跡から1日でやったのがばれます。あまり良い印象にはなりませんね。

 学校からテスト対策のスケジュール表がもらえるはずです。計画を立てて余裕をもってテスト対策をしましょう。

中学2年生

 中学2年生の内申も1年生とおなじくらい取って下さい。

 2年生の中間・期末テストでは下図の点数を取って下さい。

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